Resonator with Carl Stone
Out of Stock  
 

 

1. Minus Zero Degree Centigrade 4:06
2. Midnight Elipse of the Sun  25:14 Sample
3. Abyssinia 11:49 Sample

 
 
Track list 2 by Carl Stone
  1. Sapp 56:07  
 
 

4 Tracks / 97:15
Sapp (c) 2002 Carl Stone /Electro-Acoustic Music (ASCAP)
2002 Gallery HIRAWATA
P case double CDs /Tribute to the Artist Seiji Kunishima
Artwork by Shintaro Ajioa
Photography /work by Seiji Kunishima "Blonze, Aluminum Alloy, Stone"

 
 
 

2002年に限定リリースされた2枚組CD。うち1枚はアメリカの前衛音楽家カールストーンが担当し、もう1枚が長屋和哉によって制作された。
アルバム全編にわたって、抽象的な音響が続き、普通の意味での楽曲とはかなり趣向が異なるが、静かな緊張感のようなものが漂う好盤である。

 
 
 

Text on "Resonator" by Kazuya Nagaya

Resonatorは、造形作家である国島征二氏の作品集のために制作された2枚組CDである。
CDの1枚めには、アメリカを代表する現代音楽家であるカール・ストーン氏の楽曲が収められ、2枚めに私の楽曲が収録されている。カールの楽曲も、私の楽曲も、ゆったりとした曲調になっており、音楽として聴くというよりはむしろ、音響そのものとして聴いていただきたい。
これらの楽曲は、音響の造形である。

Resonatorという言葉は、「共鳴するもの」あるいは「発振するもの」という意味を持っている。
それは今回のCDのコンセプトそのものであり、そこには国島氏の造形とカールの音楽と僕の音楽とが、三者三様で独自に存在しながらも、深いレベルで共鳴し合いたいという願いが込められている。
また、私のCDのみに限った場合においても、Resonatorという言葉はさらに深い意味を持っている。共鳴すること、響きあうことは、私の音響ではいつも重要な意味を持ち、そして、その延長上に聴いてくださる方々との共鳴がある。私は音響というカヌーに乗って、聴いてくださる方々と響きあい、交歓しあいたいのである。

どうか、ゆっくり耳を傾けていただきたい。
自分の内側に広がる、広大な海のような静寂に、そっと耳を澄ますように。
雨のひとしずくが、渇いた夜の土を静かに打つ音を聴くように。
沈黙のなかで。